住む際に考えておくべきことは?
北海道に住むのなら、自分のライフスタイルにあった土地を選びましょう。北海道でも、札幌や函館などの大都市と、その他の田舎町とでは魅力あるポイントが違います。ここでは、北海道の都市の特徴をご紹介していきます。
都市の特徴
北海道には有名都市が多く存在していますが、人口は道庁所在地でもある札幌に集中しています。北海道全体のうち3分の1の人々は札幌に住んでいます。次に、旭川、函館、釧路、苫小牧と続いていきますが、苫小牧は札幌から車で1時間の距離にある工業都市です。北海道の人口は、ほとんどが札幌近郊に集まっているといえるでしょう。
本州から北海道に転勤となる場合は、札幌以外は旭川や函館などほとんどが地方中核都市に転勤となる場合が多いです。一方、自然環境を求めて移住するのであれば、中核都市からさらに離れた田舎町がよいでしょう。
地方過疎化が起こっている
北海道の特徴といえば広大な自然が思いつく人も多いのではないでしょうか。しかし、札幌などの大都市にはショッピングモールやマンションが次々と建設され、快適な生活が送れるとあって多くの人々が集まっています。その結果、地方では過疎化が問題になっています。また、交通機関に関しても札幌周辺は比較的豊富に交通手段がありますが、都市部から外れてしまうとJR路線が廃止や縮小され、そこに暮らす人々の足がなくなってしまい、ますます過疎化に拍車がかかる状況となっています。さらに、台風などの自然災害による道路の破損なども過疎化の原因のひとつとされています。
これらのことから、地方で住むと不便に感じる点が多い部分が大都市に人口が集中する起因となっているといえます。
何を大事にしたいのか考えよう
しかし、地方過疎化がすすんでいるからと全員が札幌周辺を選んだ方がいいというわけではありません。自分の暮らしで何を一番に優先するのかを考えて、ライフスタイルにあった都市を選ぶことが大切です。転勤などで北海道に来た場合は住む場所の選択肢は限られてしまいますが、通勤できる範囲で自分のライフスタイルに合う場所を選ぶといいでしょう。
住むときに気をつけたいポイント
北海道に住む際にはどういったポイントに気をつければいいのでしょうか。
まずは交通手段の確保です。主に利用するのは車なのか、それともバスや地下鉄などの公共の交通機関なのかで住む場所の選択肢も変わってきます。運転免許を持っていない人は、住む場所の最寄にどのような公共の交通機関があるかを事前に確認しておきましょう。
次に、雪対策です。北海道は雪の量はかなり多く、降る期間も長いです。そのため北海道ではほとんどの家で雪を行っています。札幌などの大都市ならば地下街もあるためそれほど雪に対して特別な対策を立てる必要はありませんが、豪雪地帯といわれる地方都市にいくほど、雪かき対策や交通機関が麻痺した場合の対策などが必要になります。また、お子さんがいる場合は預け先である保育園や幼稚園、または小学校などを考える必要もあります。札幌など生活に便利な都市部は人口が多いだけあって、待機児童という問題があります。預け先や通学方法なども事前に調べておくようにしましょう。
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