求人事情をチェック!
さまざまな魅力がある北海道で転職を考えるなら、まずはどんな求人があるのかチェックしましょう。北海道の求人ポイントをおさえると転職活動を有利にすすめることができます。
北海道の平均収入
北海道で求人を探すときにチェックしたいことのひとつが収入面の問題があります。北海道の平均収入は全国で30位で、男性で約460万円、女性で約330万円となっています。家賃や物価を考えると妥当な金額ですが、あくまで平均ですので生活スタイルに合わせて求人を探すとよいでしょう。
就職はしやすいのか
次にチェックしたいのが求人倍率です。北海道の求人倍率は「1.10倍」ですが、全国平均は「1.35倍」なため全国平均からみても北海道の求人倍率は低い数値となっていることが分かります。北海道労働局も「地域性を活かした労働開会を実施していきたい」と発表しています。
北海道の求人状況
北海道の新規求人で最も多いのが「サービス業」で、その数は月間で25000件もあります。サービス業と言えば一般的に飲食業が思い浮かぶかもしれませんが、介護福祉士やケアワーカーなどの福祉系も含まれています。福祉系の仕事は全国的に需要が多い仕事ですが、北海道でも「今最も必要とされている仕事」のひとつであり、月間の求人倍率は「2.77倍」と高い数値を出しています。また、サービス業に続いて求人が多いのが看護師や建設業などの専門的な知識や技術を必要とする職種です。看護師の月間求人倍率は「1.33倍」、建設業は「5.66倍」と同じ専門職でも求人倍率に差がありますが、これは平均給与に差があるからかもしれません。看護師の平均給与は20.1万円、建設業は19.3万円と求人倍率とは反対に建設業の方が給与が低くなっています。そのため、建設業は需要が高いわりに給料が低いためなり手が少なく、競争率が低いため転職しやすい職種といえます。
北海道で一番人気がある職種は「一般事務員」です。人気がある分、競争倍率が高いので会計事務などの専門的な資格を必要とする事務職を狙えば、就職しやすくなります。
北海道内で注目したい職種は「介護職」です。介護福祉士やホームヘルパーは求職希望者も多くいますが、介護業界は常に人手不足の業界でもあります。全国的にも人手不足が叫ばれていますが、北海道内でもその状況は変わりません。国家資格である介護福祉士の資格を取得すれば管理職につくことも可能です。高齢化社会がすすむ日本において必要とされている介護職は、可能性に満ちた職種といえます。
これらのことから北海道での求人を探している人は求人倍率の高い職種も視野に入れて探すことをおすすめします。
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