介護福祉士
北海道の地方では都市部に比べてより一層高齢化が著しく、社会福祉に関する求人が増えてきています。なかでも、介護の現場では人材不足が慢性化しており、介護福祉士の需要が供給に追いついていない現状があります。求められる人材である介護福祉士を目指すきっかけになるよう、介護福祉士の仕事内容をこれから紹介します。国家資格である介護福祉士を取得することが就職活動にも大きく影響します。
介護福祉士の仕事
介護のプロである介護福祉士の仕事は、主に日常生活において支援の必要な高齢者や障害者の方に、食事や入浴、排泄などの身体の介護を行う仕事です。その他に、実際に介護に携わっている家族の相談に乗ったり、アドバイスをしたりと、豊富な知識や高い技術臨機応変な対応が求められる仕事でもあります。
資格を持っていなくても介護業務に携わることは可能ですが、就職や賃金の面で優遇されるため、介護福祉士の資格を持っているに越したことはありません。資格を取得していることで、給与面でも優遇されます。介護職には、「寮母」「介護職員」「ホームヘルパー」などの名称がありますが、「介護福祉士」と名乗れるのは、国家資格を取得している資格取得者だけです。
介護福祉の業務内容
利用者さんの心身のケアが主な仕事内容である介護福祉士の業務は大きく4つに分類されます。
まずは、直接利用者さんに触れて業務を行う身体介護です。食事や排泄、入浴、衣類の着脱、清拭や整容などの、身の回りのお世話を行います。その他に、移乗や移動もこれに含まれます。常に利用者さんの立場に立ち、利用者さんに寄り添った介護を行うことがとても大切です。
調理や洗濯、掃除や買物などの家事の支援を生活援助という生活介助も業務のひとつです。特に在宅の利用者さんにとって、家事の援助は重要な役割を担っています。住み慣れた町や自宅での生活を続けられるよう、本人や家族の思いをくみとり、反映することが大切です。
また、利用者さんや家族の不安を少しでも解消できるように、相談や助言を行う業務があります。食べやすい形態に調理された介護食の調理方法や、福祉用具に関する知識、地域に存在するサービス内容の把握など、介護全般の知識や技術を要する業務です。
最後に、孤立しがちな利用者さんが、家族や近隣住民とよい関係を築けるよう、社会活動を支援する役割もあります。利用者さんが住み慣れた町や自宅で少しでも長く生活を送るための支援や、利用者さんが興味を示すような活動の場の提供なども重要な業務のひとつです。
資格を取得して介護福祉士になろう
働きながら介護福祉士の資格を取得するには一定の勤続年数を要し、知識や技術の他に経験も必要となってきます。介護の現場は重労働と一般的にはいわれていますが、人の役に立つ仕事です。介護現場での経験をいかし、介護福祉士を目指しましょう。
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